老健では、1月16日(土)に毎年恒例の吉川太鼓さんによる新年会が行われました。
新しい年のスタートを切る行事として、利用者さまに馴染みのある和太鼓の演奏は、毎年楽しみにされている方も多くおられます。当日は、朝から冷え込み今にも雪が降りそうな天候でしたが、たくさんの太鼓の道具を積み込んだトラックにて来所されました。和太鼓メンバーには、大人から子供までおられ、一緒になって道具を運び、準備に取り掛かって下さいました。
利用者の皆さまは、「何かあるんか!」「まだか?」など太鼓が運ばれる姿を見て、待ち遠しくされていました。準備も整い、いよいよ演奏会がスタートすると、大きなドラの音にびっくりされる方や、拍手を送る方など様々な反応をされていました。
毎年そうなのですが、今年も太鼓の音に涙する方が多くおられました。数ある楽器の中でも和太鼓は、耳で聞くというよりは、体全体で振動を感じながら聞くからでしょうか?
40分ほどの内容で演奏していただいたのですが、飽きることなく、常に体を弾ませながら太鼓を叩く真似をされたり、手拍子でリズムをとったりされ、活動的に行事に参加される方が多かったように思います。
利用者の皆さまにとって、良い年になるように願いながら演奏会は終了となりました。
作業療法士 土橋 光伸