7月行事として、おやつバイキングを実施しました。
普段食事に制限がある方も、この日だけは、甘いものを好きなだけ食べていただく企画をしました。
ご利用者の中には、準備の段階で待ちきれなく、「まだか?」 「もういいやろぅ?」と何度も職員に声をかける方もおられ、待ち遠しい時間となっていたようです。おやつの内容は、ケーキ、饅頭、果物など様々な種類の物をご用意しました。職員は買出しの際に、ご利用者の人数に対して、余ってもいいくらい十分に準備をしたつもりでしたが、その予想を遥かに超える勢いで、品物は無くなっていきました。その分、ご利用者の方は、満足気な表情で、お互いに「もう一つどう?」と声をかけ合いながら楽しんでおられました。飲み物についてもドリップコーヒーを作り、いつもとは違う薫り高いコーヒーに舌鼓を打ち、琴の音のレコードをバックミュージックにして、ゆっくりと流れる時間の中で会話も弾んでいたように思いました。行事の日には看護学生の協力もあり、誤嚥などの事故も無く無事に終える事が出来ました。食べる行事はご利用者の方にも人気があり、全員の方に喜んでいただけるため、可能な限り実施していきたいと思います。アルコールのリクエストも時々聞かれますが、夏祭りに期待していただきたいと思います。
(作業療法士 土橋光伸)