1月17日(土)、老健の新年会に吉川太皷さんが来られました。
白いはちまきに紺のはっぴ姿の勇ましい五人の方々が太皷をドーンと打ち始めたとたん、ご利用者さまが一瞬びっくりした様子で、どうなることかとスタッフも成り行きをうかがっていましたが、ピーンと張りつめたような豪快な太皷の響きに次第に舞台にくぎづけになられた様子でした。
自然と皆さまの手拍子が広がり、足でリズムを取るように動かされる方や、まるで自分も一緒に参加しているように太皷をたたく仕草をされる方、勇壮な迫力のある太皷の音に思い思いにからだで表現されているかのようでした。
この日を楽しみにご利用者さまのご家族の方も多数来られ、そっと肩に手を置きご利用者さまを気遣ったり、舞台をご覧になっておられる楽しげな表情をカメラに収めようとシャッターを押されたり、共に手拍子され本当に楽しんでおられました。
最後は、なじみのあるおはやしの演奏で、笛や鐘の音のにぎやかな雰囲気で会場いっぱいの手拍子で締めくくられました。
「生の演奏を聴けてよかったわ。」「はじめて(太皷の演奏を)聴いたわ!」と少々興奮気味の様子に最後はお正月の歌と故郷を合唱し、お開きとなりました。
「また聴きたいわー。」「良かったわ!」と太鼓判の吉川太皷さん、また素晴らしい演奏を聴かせてくださいね。スタッフも楽しみにしています。
介護福祉士 下芝康子
12月27日(土)の行事では、マジックショーが行われました。ご利用者さまは、もの珍しそうにマジックに見入り、不思議な現象に目を丸くされていました。目の前からステッキがとび出したり、切ったはずの紐が繋がったり、鳩がとび出したりと、目で見て分かりやすい内容のマジックばかりであったため、ご利用者さまも理解しやすく楽しまれていました。今回の行事は以前、当施設をご利用いただいていたご家族さまのご好意により、ボランティアで実施していただきました。本当にありがとうございました。
土橋光伸
兵庫教育大学の学生さんに来て頂き、「よさこい」を披露してもらいました。ソーラン節のような踊りを想像していましたが、もっと動きが激しく現代風にアレンジされたものでした。私自身、学生さんの動きにあわせて身体が踊りだしそうでした。ご利用者さまも学生さんのパワフルな動きを見て、音楽にあわせて手拍子を行い楽しそうに過ごされていました。若い方達からパワーをたくさんもらったように思います。またぜひ来て頂き、若い力をわけて頂ければと思いました。
森田香菜