11月28日(土)午後、老健のホールにて「サンジェンヌ」というチーム名で活躍されている方々をお招きし、大正琴の演奏会を開催致しました。
「サンジェンヌ」という名前の由来は、三田市の宝塚ジェンヌということで「サンジェンヌ」という名前にしたそうです。名前の通り、きらびやかな衣装に身を包み、美しい大正琴の音色を奏でる女性4人のお姿は、とてもキラキラと輝いて見えました。その4人の女性の中には、今回披露するのは初めてという老健の栄養士さんが参加しており、ご利用者さまから「知っている人が居たからびっくりしたわ。また上手に演奏していて感動したわ」ととても嬉しそうにおっしゃっておられました。
大正琴の音色が、古き良き時代にご利用者さまをタイムスリップさせているのでしょうか。皆さん、とても良い表情で聴いておられたように思います。
曲も、日本人なら誰もが知っている「ふるさと」や「荒城の月」など8曲も披露して頂、ご利用者さまからは「こんなん好きやから又演奏してほしいわ」との声があり、ご利用者さまの心の琴線に触れたようです。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、ご利用者さまの心には余韻が残っているのでしょう。終わってからもしばらく歌を歌っておられる方もいらっしゃいました。
また、このような機会を持ち、ご利用者さまに喜んで頂ける企画を考えていきたいと思います。「サンジェンヌ」さん、本当にありがとうございました。 S・K
10月の行事は、それぞれの階で異なる企画にて、ご利用者の皆様には秋を感じていただきました。
1階のご利用者さまは、バスで三田近辺のコスモス畑に出かけました。道中、柿の実や蕎麦の花など目の入る景色を口に出し、「あれ美味しそう」「白い花やな」など昔見てきた懐かしい景色に大変喜ばれていました。少し、肌寒い日だったので、バスの中から景色を楽しんでいただきましたが、コスモスの多さにびっくりされ満足されたご様子でした。
2階のご利用者さまは、紅葉やイチョウの飾り付けをした個室にて、季節の和菓子を食べていただきました。いつもとは少し違う、本格的な職人さんが作った色とりどりの和菓子に「まあ、きれい」「食べるのがもったいないわね」など見た目でも楽しまれていました。もちろん、皆様完食され食べても喜ばれていました。10月の行事で、少しでも秋を感じていただけたのではないでしょうか。
作業療法士 土橋光伸