2月の行事として2月24日に神戸市北区鈴蘭台近く在住のアンサンブル ムゲットさんが来所されました。
ムゲットとは、イタリア語で「すずらん」という意味でつけられたそうです。
メンバーは、マンドリン4名、ギター1名、司会の方1名の計6名の方々です。
初めはマンドリンの音を楽しみました。曲は「隅田川」「早春」「エーデルワイス」等でした。
歌を知っている利用者さまは一緒に歌を口ずさむ姿もみられました。
「月のうた」にあわせて体操をしたり「ふるさとのうた」に合わせて手話をしたりしました。
普段、ラジオ体操等なかなか一緒にして頂けない利用者さまが、笑顔で一緒に手を前に出して手話をされているのを見て感動しました。
また、いつもフロアーをウロウロされ落ち着かれない方も椅子に座り楽しまれているようでした。
最後に、曲に合わせて「知床旅情」と3月になるとのことでうれしい「ひなまつり」を歌いました。
私も何かと忙しい日々を送っており、マンドリン演奏に耳を傾け素敵な時間がもてて良かったです。ムゲットの皆様ありがとうございました。 看護師 加茂前 昌枝
老健では、1月16日(土)に毎年恒例の吉川太鼓さんによる新年会が行われました。
新しい年のスタートを切る行事として、利用者さまに馴染みのある和太鼓の演奏は、毎年楽しみにされている方も多くおられます。当日は、朝から冷え込み今にも雪が降りそうな天候でしたが、たくさんの太鼓の道具を積み込んだトラックにて来所されました。和太鼓メンバーには、大人から子供までおられ、一緒になって道具を運び、準備に取り掛かって下さいました。
利用者の皆さまは、「何かあるんか!」「まだか?」など太鼓が運ばれる姿を見て、待ち遠しくされていました。準備も整い、いよいよ演奏会がスタートすると、大きなドラの音にびっくりされる方や、拍手を送る方など様々な反応をされていました。
毎年そうなのですが、今年も太鼓の音に涙する方が多くおられました。数ある楽器の中でも和太鼓は、耳で聞くというよりは、体全体で振動を感じながら聞くからでしょうか?
40分ほどの内容で演奏していただいたのですが、飽きることなく、常に体を弾ませながら太鼓を叩く真似をされたり、手拍子でリズムをとったりされ、活動的に行事に参加される方が多かったように思います。
利用者の皆さまにとって、良い年になるように願いながら演奏会は終了となりました。
作業療法士 土橋 光伸