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今回、2階オレンジグループで話し合い、季節を感じてもらえる企画をしようと思い黒枝豆とさつま芋を使って利用者さまと一緒にお料理を味わっていただこうと言う企画をしました。
開始時間は、10月19日(土)10時頃から利用者さまに葉っぱ付きの枝からさや豆むしりの作業をしていただきました。
当初は数名の利用者さまだけの作業を考えていましたが、やっていくうちに、約10数名の利用者さまが集まり、又見学される利用者さまもいて、とても賑やかな楽しい雰囲気で作業をされていました。枝豆をむしりながら世間話をされたり、むしり方を教えあったり、又昔の作業の話をされたりと、利用者さまの表情が輝き楽しそうでした。 考えてみれば「普段は利用者さまが何かをする機会も少なく、退屈な気持ちにさせていたのかなぁー」と感じました。
そうするうちに約5〜6Kgある枝豆があっという間にむしられていました。
その後は、数名の利用者さまと一緒に茹でたさつま芋をスイートポテトにする為に、すり棒でさつま芋をつぶす作業をして頂きました。
その時も皆さん久しぶりの料理作りなのか活き活きとした表情が印象的でした。
午後からは、午前中に下ごしらえをした枝豆とスイートポテトを器に盛り付けをして食べて頂きました。利用者の皆さまが「おいしいわー」、「あんたも食べ」と言いながら喜んで食べていただけました。
今回の企画はあくまでも利用者さまが主体で「○○をしていただく」という事にこだわって考えた企画でした。
一生懸命楽しみながら、表情も良く作業されている姿が本当に印象に残りました。
又、次回も利用者さまが活躍できる企画を考えていきたいと思いました。
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10月18日(金)に、1階ホールで「大スクリーンの映画鑑賞会」を行いました。
当日のお昼前から「遠山の金さんを上映します。」と宣伝していますと、「おもしろそうやなぁ」とか、「見てみようかぁ」と仲の良い利用者さま同士がお話されていました。
ホールの壁にスクリーンを設置し、14時からの上映です。
始まると、「杉良太郎や〜」と黄色い声が飛び交いました。
ただ、「遠山の金さんの舞台ビデオ」であったために、音量は大きくても台詞が聞き取りにくいところがあり、皆様にご迷惑をおかけしました。上映する前に、内容を確認しておくべくだったと反省しています。
しかし、皆様、おいしいコーヒーを飲みながら、スクリーンに釘付けでいらっしゃいました。
終った後、「いや〜よかったぁ」等、ご感想を頂けることができました。
普段から、利用者さまの楽しめることをなかなか提供できていないので、今後もこういった機会が持てたらと思います。
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夏祭りには実習生として参加させて頂きました。
利用者様の雰囲気から普段と違うような印象を受けました。例えば、普段は認知症の影響から不安を訴えながら、廊下などを歩行されている利用者様も、ご家族の方と過ごしておられる際には落落ち着かれ、笑顔などの感情表出が多くみられました。
利用者様とご家族にとって楽しい時間を過ごしておられたように感じました。又、夏祭りでは盆踊りや屋台などもあり、普段は少なくなりがちな他者との交流の場になると供に、社会参加の場になっているのではないかと思いました。
始めての参加ではありましたが、屋内であっても十分に夏祭りの雰囲気を感じることができ、自分自身も楽しく過ごすことができた一日でした。
滋賀医療技術専門学校 作業療法科 高木洋彰
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