3月3日のお雛祭りの日に若年認知症サロンを実施しました。当日は8組の参加があり、和やかな雰囲気の中、サロンはスタートしました。近況報告の後、昼食作りを実施しました。菜の花入り炊き込みご飯、かき揚げ、とん汁を作るために、材料を切る係、炒める係、味見係になってもらい、それぞれに得意な所を発揮して頂きました。何でも出来たてが美味しいですが、味見係の方が我慢しきれず、味見だけで終われなかったように記憶しています。(*^_^*)後半の活動時間では、久しぶりに陶芸を行いました。昔、立杭の施設に陶芸体験に行った話をして下さる方もおられ、思い思いの作品が完成していました。素焼き、色づけ、本焼きにて完成しますので、もう少し楽しみにお待ちいただきたいと思います。
ご家族交流会では、「(認知症の方が)内科的な疾患にかかった場合にどうすればいいのか?」「慢性期(ターミナル)の対応、受け入れてくれる施設があるのか?」など具体的な話が出ました。ご家族さまからは、個別のケースの体験談としてはお話されましたが、まだまだ、社会的な偏見の問題もあり、行政へも声に出して問題点を訴えていく必要性を感じました。
作業療法士 土橋光伸