4月の第一週の土曜日に恒例の若年性サロンの開催で10組のご参加がありました。
当日は、4月にしては、肌寒いと感じられるお天気でしたが、数ヶ月ぶりの方もおられ、元気なお顔を見せて下さいました。
まずは、近況報告からスタートしました。
本日のテーマは「マイ・ブーム」のお話しです。趣味のこと、はまっている食べ物、健康についてのことなど聞かせていただきました。
次に、昼食は“外で桜を見ながらお花見を”と計画していました。しかし、気温が低く寒かったので、部屋でのお弁当となり残念でした。
食後、ゆっくりと皆さんで雑談された後は、桜広場と野鳥園に散策に行きました。桜の花は蕾が多かったのですが、野生の“うど”や“のびる”を見つけ、春を体感していただきました。
次は、おやつのホットケーキ作りです。生地をこねて、まるい形に焼きました。甘い香りが部屋いっぱいに広がりました。トッピングには、あんこ、みかん、いちご、ホイップクリームがあり、それぞれの好みに合わせて盛り付けて、美味しく頂きました。
おやつの後は、キャッチボールや卓球と体を動かされたり、マイクを片手に懐かしい曲をカラオケで口ずさみ楽しみました。
今年は、春の訪れが遅くて、桜の満開は見ることができませんでしたが、それぞれの活動を通じて、皆さまとふれ合うことができました。 A・T
3月3日のお雛祭りの日に若年認知症サロンを実施しました。当日は8組の参加があり、和やかな雰囲気の中、サロンはスタートしました。近況報告の後、昼食作りを実施しました。菜の花入り炊き込みご飯、かき揚げ、とん汁を作るために、材料を切る係、炒める係、味見係になってもらい、それぞれに得意な所を発揮して頂きました。何でも出来たてが美味しいですが、味見係の方が我慢しきれず、味見だけで終われなかったように記憶しています。(*^_^*)後半の活動時間では、久しぶりに陶芸を行いました。昔、立杭の施設に陶芸体験に行った話をして下さる方もおられ、思い思いの作品が完成していました。素焼き、色づけ、本焼きにて完成しますので、もう少し楽しみにお待ちいただきたいと思います。
ご家族交流会では、「(認知症の方が)内科的な疾患にかかった場合にどうすればいいのか?」「慢性期(ターミナル)の対応、受け入れてくれる施設があるのか?」など具体的な話が出ました。ご家族さまからは、個別のケースの体験談としてはお話されましたが、まだまだ、社会的な偏見の問題もあり、行政へも声に出して問題点を訴えていく必要性を感じました。
作業療法士 土橋光伸
今月は昼食に韓国料理を作りました。チヂミとキンパです。(キンパとは韓国風のり巻きのことです。)チヂミを焼く工程に時間がかかりましたが、本当においしく出来上がりました。「家でも作ってみたい」という方もおられ、レシピを持って帰ってもらいました。私もチヂミを家で作りましたが、あのときのほうがおいしく出来ていました。きっとみんなで作って食べたからですね(^_^.)
その後の風船バレーも盛りあがりました!!皆さん気合いが入って、座って行なう風船バレーでしたが、立って行なう方もおられました。運動はいいですね。また、暖かくなってきたら外でも体を動かす機会を作っていければと思います。
作業療法士 森田香菜
まだまだお正月ムードの残る1月7日(土)、9組のご家族様の参加とともに平成24年のサロンが始まりました!
お弁当を食べた後は毎年恒例のお餅つきを行いました。杵と臼を使って男性の方には力を発揮して頂きました。「よいしょ〜!よいしょ〜!」の掛け声と共においしくつき上がったお餅は、きなこ、あんこ、大根おろしポン酢、さとう醤油でいただきました。あんこの中にミカンを入れた物もなかなかおいしかったです。やっぱりお正月はお餅ですね(^^)
お餅つきの後は、童心に返り凧上げやこま回し、羽つきなどのお正月遊びを楽しみました。連凧が見事に上がり、青空を悠々と飛んでいました。こま回しは、さすが昔取った杵柄!皆さんのこま回しの技に脱帽しました。
皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
作業療法士 中前弘子